ドイツの秋 その2&別れの日

2012年12月14日

さて少し間が空いてしまいましたが旅の続きです。前回は主にデュッセルドルフ市でのことでしたがメッセ初日、開催時間に合わせて会場を訪れ、関係する会場をぐるっと見て回り(正直あまりに専門過ぎる展示ばかりで私には理解不可能)男性組はそのまま最終日まで滞在予定でしたので女性組二人は昼過ぎにホテルに戻り、いよいよ別行動が始まりました。

11月14日:午後4時頃デュッセルドルフ中央駅からICに乗り約20分で2泊3日滞在予定地のケルンに到着。二人とも大きな旅行バックを持っての汽車の旅ですからあらかじめホテルは駅から近く、を条件にネットで予約していたのですが徒歩約3分と言う地の利の良さがあだになり?近すぎてタクシーに乗ることも出来ず、バックをガラガラ引きながら(天気が良くてラッキー)大聖堂(DOM)の前を横切って小さなホテルにたどり着いたのですがなんとそのホテルで大失敗をしてしまったのです。

実はホテルの住所、名前、予約受付など入れたファイル一式をフランクフルトからの列車内に忘れてしまったのを前夜に気がついたのです。ネットで調べようとしたら名前もうろ覚え、かろうじて最後の・・・am DOm とだけを思い出し調べたところ1件見つかり、条件も価格もすべて予約したホテルと同じだったのでヤレヤレと安心してホテルにたどり着いたのにフロントのお兄さんにいきなり予約はありませんと言われてしまったのです。そんなぁ~・・・ひと月も前に予約して確認済みである事、書類を失くした事情も話し、持参したIpadまで開いてamDOMはここしかないでしょう~絶対おかしいから再度調べて見てと強気でお願いしてもいくら調べてもありませんと言われるばかり、結局部屋はあるので泊まれるけれど他のホテルに予約していたらキャンセル料も支払うことになるし(メッセ料金で普段の2倍以上も高かったのです)それでも良いのか?という事になり、それは困るので他にも・・・amDOMの名前のホテルがあるか?と尋ねるとここはDOMの近くなのであるとの返事、それでは全部・・・amDOMの付くホテルを調べて欲しいとお願いしたらあったのです。その時になって急に予約したホテル名を思い出し、それそれ・・・という事でフロントから念のために予約があるかを電話で確認していただき無事一件落着。居合わせた他のお客様まで良かったねぇ~と喜んでくれるなど親切なフロントのお兄さんのお蔭で助かったとんだ失敗談ですが不思議だったのは日本で調べた時には出ていた肝心のホテル名がなくなっていたことです。同じサイトで見ていたのに・・・。そんな失敗も「あのお兄さん親切だしかっこ良かったよねぇ~」等と二人の楽しい笑い話になったのですがもしどなたかケルンで安くて居心地良いホテルをお探しでしたなら・・・am DOMで探して見てください。

          ケルン大聖堂(写真ウキペディアより)

そんなこともあり予定より遅れてDOM(大聖堂)を挟んで反対側の同じ位の距離に位置する・・・amDOMホテルに無事到着しました。レセプションではこれまた若いフロントマンが待っていてくださり宿泊簿に住所を書く際に友人が「番地を忘れてわからない」と言うので、「そんなのはいい加減でもいいわよ・・・」と言うと「今何を話したか分かります」とドイツ語で言われて、「エッ!日本語わかるの?」と尋ねると「日本に3度も行っています。今年も4月の桜の頃に3週間行って来ました」との返事にこれまた大笑い、その日は失敗と笑いで終わった一日でした。

15日:朝9時にデュッセルドルフに残してきた男性組とボンのベートーベンハウスを訪れることになっていたのでケルン駅で待ち合わせてICに乗り30分ほどで到着。あいにくその日はドイツ特有の曇り空で寒さも厳しかったのですが地図を片手にのんびり街並みを見物。小さなマルクト(市場)が出ていたりクリスマスの飾り付けの準備をしているお店などもあり、私も約20年ぶりの訪問でしたが東西ドイツが統一されるまでは首都であった街の静かな落ち着いた雰囲気に友人は「本当に素敵なところねぇ~」となんども口に出すほど気に入ったようです。         

ケルンでの滞在中は毎日約1万6,7千歩ほど歩き回り、こんなに歩いたことないよね、と言いながら市内を散策、朝は大聖堂の荘厳な鐘の音が耳元で響きその音で目覚める初めての経験に友人はまたもやすばらしい~と大感激、ボン観光から戻ったその夜はケルン駅裏のテントで公演中の(オペラハウスが改装中のため)ミュージカル「マイフェアレディ」の当日券を購入し観に行ったのですがドイツ語が全くダメな友人が夢中で舞台に見入っている傍らでメロディーがポピュラーなので気持ち良すぎて子守唄になってしまい不覚にも居眠りが止まらない私でした。

16日:朝9時半発のICでいよいよフランクフルトへ出発。車窓はうっすらとした曇り空、コンパートメントの座席から黄色に染まった景色を眺めながらドイツの誇るIC(特急列車)で約1時間半、フランクフルト駅に無事到着。娘と孫が出迎えてくれて友人と初対面、フランクフルトでも2泊3日の予定、今回は娘がホテルを知っていたのでタクシーで迷わずに直行、チェックインもすぐ出来、大きなカバンもなく身軽になってその午後は一緒にショッピングやゲーテミュージアム(生誕地)を訪れ、途中から仕事帰りの婿さんも加わり食事をして別れたのです。さすがに二人とも疲れて早々に自分の部屋に戻り寝入ってしまったのですが、今回の旅では友人と別々の部屋だったのがお互いにとても良かったことでした。翌朝ホテルの朝食はご飯に納豆や塩サケ、みそ汁、豆腐等々和食。事前にネットで調べてこのホテルを予約をしていたのですが思ってた以上に豊富な食事内容に大満足、お蔭ですっかり元気を取り戻し、フランクフルトでの2日目が始まりました。

              

早めにチェックイン出来ました・・・ 市庁舎の前&その向かいにあるレストランで鹿肉料理を堪能

17日:午前中友人が現地に駐在している知り合いのお嬢さんと会うことになっていて、その方の母方の祖父母が私たちが初めてのドイツ駐在時にお世話になった支店長ご夫妻という偶然もあって私も同席し、市庁舎の向かいにあるレストランで美味しい鹿肉料理とワインをいただきながら昔話で盛り上がったのです。その午後は婿さんがハイデルベルクにドライブしてくれてお城から眺めた景色が夏の頃とは異なる言葉にならない美しさ、ドイツの秋を満喫した一時でした。この度もいよいよ明日18日で終わりです。

          

           ハイデルベルク城内のツリーの前で   城から眺めたハイデルベルクの街

              

川の向こう側に「哲学者の道」があり、ゲーテをはじめ多くの詩人や哲学者が思索にふけった場所です。 

11月18日:今回のドイツの旅も最終日になりました。友人は夕方5時にフランクフルト空港でデュッセルドルフから来る男性組と合流し、夜8時過ぎには日本に向け帰国の予定だったので、その日は娘達家族がライン川やモーゼル川沿いに点在するワイン村を案内してくれる事になっていたのです。中でもリューデスハイムはドイツワインの産地で有名なところです。小さな村のあちこちにワイン製造直売所があるので私達も立ち寄っては試飲し、お土産のワインを購入したり、レストランでもその店のワインを提供しているのでワインが好きな人たちには天国のようなところです。

               

ワイン村リューデスハイム散策 クリスマスマルクト用の準備中の小屋も後ろに見えてますが残念ながらこの翌日からオープンです。

                   

ソーセージの盛り合わせすごいボリュームです。ラインの流れを眺めながらカフェーで一休み。

この日は曇天で寒い一日でしたが時間ぎりぎりまで遊びすぎました。ドイツの冬は夕方4時を過ぎると暗くなり雨も降り始めたアウトバーンを婿さんの巧みな運転でいささか急いで予定通りフランクフルト空港に到着、デュッセルドルフからの人たちとも無事合流し、最後に記念撮影。   

                   

 一足先に帰国する友人と男性組の3人でしたが見送る私達にいつまでも別れを惜しんで手を振ってくださり、この旅もめでたく終わったのでした。私はその後孫と3日ほど遊んで21日に帰国したのですが古希を迎えても元気で飛び回れた事が嬉しくて健康に自信が持てた事、そしてちょっとした会話はともかくほとんど忘れていると思っていたドイツ語も実際に現地にいると脳のどこかに隠れていた言葉が自然に口から出てくることも発見、今年一番の良い思い出になった秋のドイツ旅行でした。  

 

    

     

            

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